■ 概要
印刷後、ベルトコンベアなどで搬送中の、粒状の物体をカメラで認識し、正しく印刷されたかをリアルタイムに検査します。
■ 特徴
毎秒100個以上の物体に対して、印字ズレ・角度ズレ・印字欠け・汚れ等の検査を行ない、結果を制御PCに送信します。
(制御PCはPLC経由で物体を良品・不良品に分類します)
■ 適用分野
印字検査装置など
■ 応用分野
商品に印字された文字列の検査・画像照合など
■ 概要
印字対象の物体をカメラで認識し、表裏・位置・向きに合わせてリアルタイムに印字を行います。
画像取込:搬送中の物体をカメラで撮影し、画像を取り込みます。
位置抽出:シェーディング補正・閾値処理で物体を抽出し、重心を計算します。
向き抽出:エッジ処理で物体表面の特徴を抽出し、物体の表裏・角度を計算します。
外観検査:物体表面に黒点や汚れ等がないかを印字前に検査します。
印刷処理:物体の表裏・位置・向きに合わせて印字データを合成し、インクジェットで物体表面に印字します。
■ 特徴
複数台のPC間で通信を行い、ベルトコンベア搬送に同期して物体データを送信します。
毎秒100個以上の物体を認識し、印字することが可能です。
■ 適用分野
印字検査など
■ 応用分野
搬送中の動体印刷機
搬送中の物体認識・把持(ピック&プレースロボット等)
■ 概要
検査領域設定や検査パラメータ調整、検査処理の高速化対応等を行いました。
参照画像作成処理: 検査基準になる参照画像を生成します。
検査領域設定: 対象物の部位毎に検査領域を設定可能にします。
アライメント処理: 参照画像と検査画像のアライメントを実施します。
光量自動調整: 検査のための最適な光量と露光時間を調整します。
パラメータ最適化: 既知欠陥を指定することで最適パラメータを自動調整します。
■ 特徴
特徴としてまず挙げられるのが高速であることです。
GPUやマルチコアCPUの活用により、従来と比べて約5倍の検査速度を達成しました。
(比較画像数/毎秒: 2.89→12.48)
■ 適用分野
完成品外観検査など
■ 応用分野
あらゆるものに対する外観・欠陥検査装置
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